前半の前半

日本の敗戦でぼさっとしてる間にグループリーグの試合が半分消化されました。もうすでにドイツ、イングランド、アルゼンチン、オランダと順当にグループリーグ突破が決まってる。

2006 FIFA World Cup ドイツ大会 大会の印象

以下3点にまとめてみた。

  1. 全体のゴール数の半分がセットプレー、半分がミドルシュートミドルシュートがやたらきまる。ボールが失速しにくいらしい。
  2. 結果が順当すぎる。1stシード国8チームはは1試合半予定をこなして、全12試合中2試合引き分け(フランス-スイス、メキシコ-アンゴラ)のみであとは全部勝ってる。
  3. アジア・アフリカ・北中米が弱すぎる。

特に3点目は特筆すべきで、「世界大会」の名がすたる結果だ。全部で13チームも来ているが、現時点では、勝利をあげたのは韓国とメキシコだけ。また、欧州・南米のチームから勝ち点を上げていない。
こんな調子ではまたアジア参加国枠へらされるぞ。1つ減らされただけでもすぐにイランか韓国に勝つ必要がでてくる。またオーストラリアが移籍してくる。また地獄見るぞ。1度出られなくなったら、世代交代も相俟ってかなり厳しいからな、世界は。

見た試合

順不同。5試合。

nikkanportsより
退屈だった。ランパードの動きはよかったけど、イギリスは低調。パラグアイはもっと低調。攻めないし。しかし、イギリスは優勝候補に押されるだけあって豪華メンバーでスキがない。FWが弱いと思ったけど、クラウチがいいみたいですね。

nikkanportsより
シャカ・ヒスロップって、川口選手のライバルだった人だ。名前しか聞いてなくて、初めてみたけど、いいキーパーだ。ドワイト・ヨーク選手はマンU時代のスピードはないけど、とても頼れるアニキのようにやさしいプレーがよかった。攻めるからみんな上がれよ、みたいなタメを作ってくれてた。シドニーFCのときのプレーとかぶる。

  • GroupD メキシコ×イラン (3-1)

nikkanportsより
下馬評どおり互いにガードを打ち合う好ゲーム。いつも、必要以上に、ガードを下げるイランが案の定やられた。だからサウジとか日本によくやられるんだよな。それにしてもメキシコの選手はみんなタフだ。日本も見習うべし。

日本戦のあとしばらく見られなかった。夕べ見た二試合。

nikkanportsより
ドログバのチームはとても好印象であったが、序盤の不運な2失点を取り返せなかった。こんな風に戦うべきだ。初出場のチームが勝ち点を取れずに帰ることは当たり前の世界なんですよね。なんで日本はオーストラリアになんかに。。。

nikkanportsより
アルゼンチンは過去二大会メンバーの割に全然結果が良くなかった。けど今回ばかりはやるらしい。中盤の選手をあまり知らないや。
2点目すごすぎ。バイタルエリアで、ダイレクトパスが5本繋がった。予選で1失点しかしなかった、セルビア・モンテネグロの7人の守備ブロックの間を縫っていた。攻撃陣全員が、相手守備選手の体をすり抜ける3センチ以下の精度でパス出してる。リケルメは1cm以下だ。リプレー見てもどこを通したか判別できない。森岡選手が解説していたとおり、まさに「相手チームの心を折る」ゴールだった。


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