オーストラリア戦とか

希少なモラトリアム

戦前予想では初戦での敗戦はもうだめだと思ってました。今も戦前の予想はかわらないけど、1戦目を破れてまだ「可能性がある」という時期は1週間もない。
じっとしていられない。あまり今冷静じゃない。
ドイツいきてえ。
行って叱咤激励の声援を。
大体「可能性」を論じている時点で、実は確立は半分以下であることを認めて前提にしているのだ。そんな暇あったらやることやれよ、って感じですな。
まずは敗戦を振り返ってみますか。

概況

2006 FIFA World Cup ドイツ大会 Group F 日本対オーストラリア

  • 2006年6月12日15時 (日本時間20時)
  • 日本 1-3 オーストラリア
    • 前半 1-0 後半 0-3
  • 得点

nikkanportsより

日本代表の先発

                                                                                                • -

┃□□□□⑨□□□⑬□□□□┃⑬柳沢⑨高原
┃□□□□□□⑩□□□□□□┃⑩中村
┃--------------------------┃(センターライン)
┃□□□□⑮□□□⑦□□□□┃⑮福西⑦中田
┃□⑭□□□□□□□□□③□┃⑭アレックス③駒野
┃□□□22□□⑤□□19□□□┃22中澤⑤宮本19坪井
┃□□┏━━━━━━━┓□□┃
┃□□┃□┏━23━┓□┃□□┃23川口
┗━━┻━┻━━━┻━┻━━┛

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前半 策に溺れる?

ヒディング監督のオーストラリアは、やはりとても日本を研究してきてた。フォーメーションが3-4-2-1のビドゥカ1トップで、ブレシアーノキューウェルが二列目。ボールサイドのどっちかが極端に開いて、真ん中はビドゥカ一人。サイドで必ずアウトナンバーを構成していた。日本の左、相手の右だったら14アレックスに対し10キューウェル+20ウィルクシャーで崩す。結構効果があって、前半の中盤はアーリークロスをあげられまくってそのこぼれ球を拾われまくった。結構オーストラリアはラフプレーが多い。
前半26分にラッキーなゴール。ヒディング監督きれまくり。

後半 ばてる、ミス

後半11分、坪井が痛んだ。となると茂庭!? やっぱ茂庭だ。こんなにあっさり出ちゃうとは、ラッキーな人だ。
何回も見直したけど、後半10分から15分間、日本は5回くらい攻め上がっているのだがミスのオンパレードであった。また両チームとも足が止まり始めた。あまりオーストラリアは守ってないのに、相手がアプローチに来る前にパスミスするのだ。で、足が止まり始める。ここで2点目とってたらいい方向に終わってたはず。その10分後に向こうに試合の流れ、得点3、勝ち点3を差し上げることとなった。

勝敗を分けたもの

オーストラリアは前半日本にあわせた戦いをしたが、皮肉なことにある程度アレックス対策ができたのに得点をできなかった。後半はフォワードを4人に増やしたが、動きが少ない。守備もあまりせず、駒野を蹴倒したくらい。なんとなく日本の攻撃をしのいだ。
一方の日本にできたことは何か? パスミスを減らすことだろう。