前半の前半
日本の活躍と仕事でぼさっとしてる間にグループリーグの試合が半分消化されました。前回はすでに1stシードが順当に勝ってましたが、今回は勝手が違うようです。2002年もそうだったけど、欧州チームはアウェイ大会ではイマイチみたい。
2010 FIFA World Cup 南アフリカ大会 大会の印象
- 非常に守備的。一転して打ち合いになる。
- ボールが飛びすぎ。フリーキックが落ちずに直接きまらない。キーパーが掴み損ねる。
- 試合中継が少ない。グループリーグの半分はスカパーのみ。
放映権料が高騰しているとかで、次回から見られないかもしれない。選手に渡る額を想像すると胸がいたむ。権利保有関係者は恥を知ってほしい。
1stシードの結果
(カッコ内は前回大会結果)
2試合終了
- A組フランス 1分1敗 (1勝2分:2位通過 準優勝)
- B組アルゼンチン 2勝 (2勝1分:1位通過 ベスト8)
- C組イングランド 2分 (2勝1分:1位通過 ベスト8)
- D組ドイツ 1勝1敗 (3勝:1位通過 3位)
- E組オランダ 2勝 (2勝1分:2位通過 ベスト16 アルゼンチンと同組)
1試合終了
- F組イタリア 1分 (2勝1分::1位通過 優勝)
- G組ブラジル 1勝 (3勝:1位通過 ベスト8)
- G組ポルトガル 1分 (3勝:1位通過 4位)
- H組スペイン 1敗 (3勝:1位通過 ベスト16)
前回はなんなく2試合で決めていた人たちが苦しんでいます。オランダとアルゼンチン、あとは良くてもブラジルだけ。次回はブラジル大会だから、またヨーロッパチームに付け入る隙はあるよ、頑張れ日本!
見た試合のメモ
- Group A 開幕戦 南アフリカ−メキシコ (1-1)
nikkanportsより
すっごいたくさんの観客、ブブゼラのしつこくうるさい重低音。特別な大会の雰囲気が非常によくでていた。メキシコはW杯のインサイダーだが、やりにくかったと思う。南アフリカがショーとカウンターからMF8シャバララがミドルシュートを突き刺し、独特のゴールパフォーマンス。しかし、 主将MF4マルケスが同点においつく。ベテランのFW10ブランコが入るといろんなところに顔をだしてずいぶん流れを変える活躍をしていた。
- Group B 2戦目 アルゼンチン×韓国 (4-1)
nikkanportsより
韓国は第1戦のギリシャ戦で2-0と完勝したから期待が高かった。しかし前半不運にもお運ゴールとセットプレーから失点。結構不運なゴールだ。前半終了間際にディフェンダーの後ろからMF17李青龍がボールをかっさらってゴール。後半開始早々、攻め立てる韓国FW10朴主永(パクチソン)のパスからFW19廉基勲がビッグチャンスを迎えるが、外した。これが決まっていれば試合の行方はまだ分からなかった。あとはメッシ大会というか、イグアインがハットトリック完成。
韓国はあとナイジェリアに勝てば決勝トーナメント。頑張ってほしい。アジアの存在感を。
nikkanportsより
日本の1戦目の相手だったカメルーンはすごくしっかり勇敢に戦っていた。デンマークの守備は前評判と違ってスイスや日本よりヘボイらしく、決定機を何度も作り出す。シュートも23本と相手の倍。しかし2点目が決めきれない。逆にデンマークは右MF 19 ロメダールがDFアスエコトの裏を突きまくって勝つことができた。カメルーンは敗退が決まってしまい、残念。
nikkanportsより
死の組と恐れられたG組だが、互いに元気なく決定機がない。コートジボワールは前評判通りアフリカ最強だが、ドログバがワントップにいて、中盤5枚のプレスがきけばという話。残念ながら大会前の親善試合トゥーリオに右腕をへし折られたドログバは、後半に強行出場した。それはすばらしい。
- Guroup H 1戦目スペイン×スイス (0-1)
nikkanportsより
前評判の高いスペインはやはり中盤がすごい。最初の15分スイスにボールを触らせない勢い。スイスは2年前に日本が勝った印象が強かったのだが、前回大会無失点敗退の実績はダテではなかったということ。ワンチャンスを決めたあとは、スペインの猛攻を跳ね返し続けた。後半ロスタイムは5分もあったが、しのぎ切った。逆にスペインはショックを受けていたようにも見えた。恐ろしい。
10203