フォーメーションの一長一短 その2

フォーメーションを図示してみた。

1.①3センター(3-5-2)

緒戦のオーストラリア戦はこれでいくそう。先制されないための守備的布陣といえる。オフェンス3枚で、スリートップ(FW1、OMF2)という変種もあり。

  • メリット センター3枚でロングボール、センタリングに備える。
  • デメリット サイドの後ろのスペースを使われる。フィニッシュの人数が足りない。

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┃□□□□⑬□□□⑨□□□□┃⑬柳沢⑨高原
┃□□□□□□⑩□□□□□□┃⑩中村
┃--------------------------┃(センターライン)
┃□□□□⑮□□□⑦□□□□┃⑮福西⑦中田
┃□⑭□□□□□□□□□21□┃⑭アレックス21加地
┃□□□22□□⑤□□②□□□┃22中澤⑤宮本②田中(19坪井)
┃□□┏━━━━━━━┓□□┃
┃□□┃□┏━23━┓□┃□□┃23川口
┗━━┻━┻━━━┻━┻━━┛

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2.②2センター (4-4-2、中盤ボックス)

中盤から終盤にかけてボール支配が進めばこちらに切り替えられる。前がかりなことが多い。チャンスも作る。決定力が足りなくてサイドが出てくる場合、カウンターに対応する人数が減る。そうなるとすっごくこわい。

  • メリット オフェンス増→チャンス増。ただし必ずそうなるとはいえない。
  • デメリット センターが少ない。サイドバックの上がりが減る。ビルドアップの際に「正三角形」を作りにくい。

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┃□□□□⑬□□□⑨□□□□┃⑬柳沢⑨高原
┃□□□⑩□□□□□⑧□□□┃⑩中村⑧小笠原
┃--------------------------┃(センターライン)
┃□□□□⑮□□□⑦□□□□┃⑮福西⑦中田
┃□⑭□□□□□□□□□21□┃⑭アレックス21加地
┃□□□□22□□□⑤□□□□┃22中澤⑤宮本
┃□□┏━━━━━━━┓□□┃
┃□□┃□┏━23━┓□┃□□┃23川口
┗━━┻━┻━━━┻━┻━━┛

                                                                                                • -

3.②2センターダイヤ (4-4-2、中盤ダイヤ)

前がかりになって、中盤サイドのスペースを使われる場合、こちらに切り替えられる。ただ、MFの負担増を乗り切るための策が必要。交代枠1準備して、スタミナ切れ選手を取り替える。ただ、出来るのが中田と小野しかいないので。

  • メリット ボックスの中盤守備欠陥を補正する。
  • デメリット 人材が少ない。MFの交代枠が必要。

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┃□□□□⑬□□□⑨□□□□┃⑬柳沢⑨高原
┃□□□□□□⑩□□□□□□┃⑩中村
┃------⑱----------⑦------┃⑱小野⑦中田
┃□□□□□□⑮□□□□□□┃⑮福西
┃□⑭□□□□□□□□□21□┃⑭アレックス21加地
┃□□□□22□□□⑤□□□□┃22中澤⑤宮本
┃□□┏━━━━━━━┓□□┃
┃□□┃□┏━23━┓□┃□□┃23川口
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