Ｊリーグ入れ替え戦 第一戦
テレビの録画中継で第一戦をみた。うっすらと、サイトで結果をみたはずだけど思い出せないまま見た。本日もう、第二戦目の結果が出てるけど、それはそれ。あまりに面白かったので遅ればせながらメモメモ。
概況
- 12月7日19時4分
- 山梨県小瀬スポーツ公園陸上競技場
- 観衆12372人 天候 雨 全面良芝、乾燥
- 甲府 2 - 1 柏
- 前半 1-1
- 後半 1-0
- 得点 前半11分【柏】レイナウド 前半25分【甲府】倉貫 後半3分【甲府】バレー
地力の差あり！？
それは僕の予見だが。
今年はＪ１の16位（下から３つ目）とＪ２の3位が入れ替え戦に望む。去年の柏は最下位に沈んでいて、福岡と入れ替え戦やって勝っている。知らなかったけど。レギュラーの半分くらい代表経験あるし、地力の優位はあるように見えた。
甲府は何年か前に経営危機を迎えたことしか知らなかった。なんとかまたチームを作りなおしてきたんだ。実際試合を見れば、失うものは何もない挑戦者としての非常に頼もしい戦いぶりを見せ付けていた。
激しくぶつかる。
入れ替え戦らしく、１つのボールに最低３人が絡み、激しくぶつかり合い、両チームの強い闘志が伝わってくる、素晴らしい試合だ。こういうガチンコって、レベルに関係なく伝わってくるし、面白い。
前半の最初のセットプレーで、あっさりと柏が得点した。これで今日の柏は問題なかろうと思わせた。しかしその後、運動量に勝る甲府が中盤を制圧。結構みんなすごい量を走っている。そして前半に失点後、何度も何度も右サイドを完全に崩していく。それで得点はやはり右サイドからのセンタリングを、バレー選手が流れて折り返したところ、倉貫選手が押し込んだ。
後半は開始早々にまたも倉貫選手のアシストからバレー選手が右足で決めた。バレー選手は試合全般でフィジカルに強いところを見せつけてた。
その後は一進一退の素晴らしい打ち合い。泥仕合に近い。柏は選手交代によってきっかけを掴もうとしたけど、点が取れない。チャンスも幾つも作ったけど、キーパーの気合のセーブが連発される。
そして後半ロスタイム
突然きた。柏の選手がドリブルでつっかけてエリアに侵入し、甲府の選手ともつれて倒れた。それが確認できた瞬間に、画面がまっくらになる。え？ 放送事故？ と思うくらい綺麗に真っ暗になった。30分の中断だったらしい。中継上も、判定上も何事もなくすぐ再開されて、スコアが動かないまま試合終了。
久々に「ディス・イズ・フットボール」的な想像をはるかに超える出来事を見られた。しかし、プレーの上の話ではないので、終了後の会見で、監督が開口一番平謝りしていたよ。
J's Goalより
