Nakataがゲームを支配する

概況

プレミアリーグ 2005/2006 第10節
前半より一方的にボルトンが攻め立てるも、なかなかゴールが決まらず。後半に中田が自身が得たフリーキックを自ら決め、勝利に貢献した。

nikkansportsより

久しぶりです、待ってました。

何節か前に監督から「彼のプレーは鋭い切れ味を見せた。(Cutting Edge)」と絶賛された中田がついにやってくれた。自分が見た試合としては、ボローニャで04年2月に1得点1アシストした試合以来の「ゲームを支配する」姿を見せてくれた。
イタリアでは「チェントロカンピスタ」と呼ばれるポジションは、ボランチに近いけど、プレミアでは「センターハーフ」となり、もうその役割を理解してこなしている。前に詰めてこぼれ球を拾い、後ろに下がって相手のアタッカーを止める。ボルトンが一方的に攻勢に出る中で、前半28分にはフリーでセンタリングをボレーにいった。ドンピシャで枠に飛んだけど、見方のFW(7ヤンナコブロス)がブロックしてしまった。
2得点とも中田が演出した。後半36分に自分が得たフリーキックも、他の選手が「俺に蹴らせろ」とよってきても追い払って、自ら決めた。2点目も、サイドバックが「切れる」と追いかけるのをやめたところを背後から強奪してつなげたらゴールにつながった。

ボルトンのメンバー(キャラ立ってるよ)

ボルトンの面子は個性派揃いだ。『サッカーは組織だけじゃなくて、それに上積みできるキャラだ』、みたいな主張が感じられる。
今日初めてみた4ノランも典型的なイングランドの大男で、相手ディフェンダーと怒鳴りあう姿は迫力満点。というか、怖い。
数年前に代表試合でならした人は聞いたことある。7ヤンナコブロスとか、21ディウフとか。今日は出てこなかったけど、これにオコチャとか、イワン・カンポとか、スピードとか結構ユニークなキャラが多い。メンバー表見てても国際色豊かな多国籍軍だ。
確かこのアライダース監督は、西澤を獲得したけど、彼を使わずにジョルカエフ(’98フランス代表)を絶賛してうまく使ってた。ほんとマニア好みだな。

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