足はとまれど意思はゆるがず。【W杯プレーオフ なでしこ最終決戦 3.18】

試合概況

プレーオフ2試合の総得点で3-2と上回り、なでしこジャパンが5大会連続で女子W杯出場権を獲得!!

J'sGoalより

MVP荒川選手

私が認定しただけですが。
序盤メキシコにおし込まれ、最初につかんだセットプレイ。左から右側大外にいた荒川選手にダイレクトでロングキックが届く。ぴたりとトラップして前に出し、本当に角度ゼロからゴール天井に豪快につきさした。まるでベルカンプのようだ。
決まった瞬間に感激してまた涙が。決めた意味、ゴールの見事さ、結果にもたらす重要さを思うと、本当に重いゴールだった。加えてなぜ彼女はフリーになったのか。他の選手が中に走りこんでマークをずらし、キッカーが荒川選手にあわせたからだ。チームとして一体となっている。

Q:決まった瞬間は?
「完全にいいボールを瑠美がくれたんで迷わずシュートと思って打ちました。で、入ったところまでちゃんと見えなくて、DFがいたからかな?それで、「あ!入ってる!!」って思って嬉しかったです。
1点はとれたんですけど、みんなに支えらえてとれた点なので・・」
試合後の荒川恵理子選手(日テレ・ベレーザ)コメント J's GOALより

逆転される前半

そのあと立て続けにPK、逆転ゴールを許す。相手の9番は男子でも通用するような豪快なストライカーだった。しかし、怪我で途中交代してしまう。

受け続ける後半

後半はワントップになり、荒川選手はたった一人でフォアチェックに走り回り、クリアボールを受けてはつぶされていた。2600mの高地がいつもの動きを奪う。相手から見れば面白いように足が止まる。しかし、なでしこジャパンの選手たちの意思は揺るがなかった。見事に結果を勝ち取った。

おめでとうございます。

5765