準決勝 ドイツ×イタリア

先週忙しく夏ばて気味だったので今頃見返した。いい試合じゃないですか。

概況

7月4日(火)準決勝 21時00分 (日本4時00分)
ドルトムント 65000人
ドイツ 0-2 イタリア
前半:0-0 後半:0-0 延長0-2
得点
ファビオ・グロッソ(延長後半14分)
アレッサンドロ・デルピエロ(延長後半16分)

Yahooより

MF、21ピルロ

イタリアはボールを奪取したら8割くらいピルロがボールをもらって前線へ散らす。中央はワントップの9トニ、右に16カモラネージ、左に20ペロッタが走りこむ。後半は流石に左右の走る距離が減った。ピルロに対して、ドイツは13バラックか18ボロフスキが抑えに行かないと。フリーにさせすぎて、走らされすぎた。
ホントにピルロはいい選手ですね。初めてみたときは髪の毛が顔を覆っていて、キモオタかと思ったけど、全然違う。イケメンで、キックの精度が高くて、局面を読んで打開できて、フリーキックはすごい。
ピルロのフリーキックはとても落ちる。落差がある。2004年4月のCLラコルニャ戦でのフリーキックは凄かった。天井に当たって落ちてくるような感じだった。探したけどみつからないや。
キャリアも凄い。ミランでCL制覇して、アテネオリンピックで10番として銅メダル*1で、今回W杯も準優勝以上確定。

今更の疑問

イタリア人を見てると改めて不思議に感じる。僕の偏見によるが、イタリア人は、普段女と食べることとファッションにしか興味を示さず、戦争とかやらない。平和主義じゃなくて単にやらない。
しかし、サッカーをやらせたら、なんだあの超現実的な戦いぶりは。戦術・戦略は守備に重きを置いて、詳細にこだわり、局面にこだわり、激しくて超現実的だ。「カテナチオ」って、あれはもう無形文化財産の域に達してる。
しかし、ホント今日の5カンナバーロはすごかった。相棒の13マテラッツィがでくのぼうに見えるくらいだ。

最強のツートップ

でも、ドイツは日本とやったころとは別のチームになってて、あの不安定なディフェンスがどこへやら。ツートップも今大会最強のツートップになっている。不思議だよなあ。クローゼはこの試合こそ得点出来なかったが、いままでのゴールの多さ、多彩さ、重要さで一躍世界のスターになった。前回W杯ではヘディングしか出来なかったのに。W杯二桁得点はすごいよ。

延長戦!?

と思ったら、いきなり中継が途切れた。ふううう。
ピルロが試合を決めた。らしい。

3688

*1:日本戦なんか大勝してることを気に留めずに、若手を指導しまくってた記憶がある