親善試合 ボスニア・ヘルツェゴビナ戦

試合概況

国際親善試合 日本対ボスニア・ヘルツェゴビナ(以下B&H)

  • 日本時間2月28日23時24分終了
  • ◇28日13時25分 ◇雪のち雨
  • ドルトムント・ウェストファーレン・スタジアム ◇8000人
  • 日本 2-2 ボスニア・ヘルツェゴビナ(前半1−0 後半1−2)
  • ボール支配率50%-50%
  • 前半45分【日本】 (左) CK中村 ↑ (中) 7m 高原 (ヘッド) → 1号
  • 後半12分【B&H】 PK直接 11m ミシモビッチ (右足) … 1号
  • 後半22分【B&H】 (中) 2m スパヒッチ (左足) … 1号
  • 後半50分【日本】 (右) 中村 ↑ (中) 7m 中田英 (ヘッド) → 1号

nikkansportsより

FIFA制定

ボスニア・ヘルツェゴビナはFIFAランク65位というデータよりはずっと強くて、久しぶりにまともな相手との試合を見た気がする。こういうマッチメークは歓迎だ。でもユーゴスラビアからセルビア・モンテネグロクロアチアと三つに分かれて一番弱い国(「州」に近い)でまだこれだけ力があるってすごい。(外務省の紹介ページ)
ナショナルAマッチデーは、今年は親善試合が3試合、公式戦が4試合。ワールドカップ前はこれだけ。あとワールドカップ前の5月に1日だけ。例年はあわせて10試合前後だが、ワールドカップ予選とワールドカップ本大会で日程取ったら殆どないというのが現状みたい。
しかし、いかんせん準備日数が少ない。それはどこも同じ状況といわれればそれまでだが、やはり本選ファーストラウンドを勝ち抜く実力をつけたい時には少ないね。このままワールドカップアウトサイダーとして消えてもいいならともかく、50年以内に優勝とワールドカップの開催を目指すならなおさら。ワールドカップの常連となるには常にFIFAランク上位20位はキープできる試合数・準備時間がほしい。でも、明らかにJリーグに劣る第三国とのマッチメークはご容赦を。

良くも悪くも安定感

久保・高原の先発は2年くらい前からベストだといわれつつ、この日が初先発。中田・中村・福西という中盤はよくなった気がする。
前半終了間際に俊輔のCKから高原のヘッドで先制。後半にPKとセットプレーで効率よく逆転され、終了間際にまたも俊輔から中田のヘッドで同点とした。
しかし、欧州在籍選手が入ると試合運びは粘りがでてきても、勝ちきらないですね。マッチメークとしては課題が明らかになった良い試合だと思いますが相手はワールドカップ出場国でもなかったし、なにより課題を解決する時間がないね。

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