サウジアラビア戦

概況

AFCアジアカップ2007予選大会 グループA
9月3日20:30(現地時間) (日本9月4日2:00)
サウジアラビア・ジェッダ

J’s Goalより

不用意な負け

飛行機に十何時間移動し、到着してすぐに練習させられた過酷な強行軍。アウェーでアジアの盟主と激突する。かなり激しい日程。しかし、サウジアラビアにも知った名前は皆無だった。向こうもこちらも再構築中らしい。
不用意な負け方だった。負けて選手をさらに責める気にはなれない厳しい環境だった。しかしだからといって負けたのは痛い。勝てた、あるいは引き分けられた試合だった。試合の動きは殆ど前半に集約されていて、しかも決定機は僕から見て3回はあった。

ビルドアップ失敗

阿部選手と鈴木選手のダブルボランチ。上手い二人のはずが、最初の立ち位置がよくなかった。なんとなくフォワードの選手の後ろに隠れてしまった。おかげで向こうはFWの二人でなんとなく6名を押さえきってしまい、前目の遠藤選手は右端にへばりつき、アレックスにボールを入れる段でほとんどカットされてた。もったいない。向こうの出足もよかったけど、それだけじゃない。
こんな感じかな。

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┃□□□□38□□□36□□□□┃38田中36巻
┃□□□□▼□⑭□□▼□□④┃⑭アレックス④遠藤(遠藤消えちゃう)
┃-----▼-------------▼----┃(センターライン) ▼サウジMF
┃□□□□30□□□55□□□□┃30阿部55鈴木(後ろに隠れる)
┃□31□□▼□□□▼□□21□┃31駒野21加地▼サウジFW
┃□□□□20□□□45□□□□┃20坪井45闘莉王

┃□□┏━━━━━━━┓□□┃
┃□□┃□┏━23━┓□┃□□┃23川口
┗━━┻━┻━━━┻━┻━━┛

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あとで、阿部選手がバックラインに下がって修正していた。

前半のチャンス。

僕の計測で3回。

  • 一本目 前半31分 38田中達也選手 胸であわせた。キーパーが飛びつく。結構上手い。
  • 二本目 前半34分 38田中達也選手右から二人抜き、中央へ。4遠藤選手シュート。またキーパーが飛びつく。かなり上手い。
  • 三本目 前半41分 38田中達也選手 こぼれ球を正面からシュート強烈。左へはずれる。

これどれかひとつ入っていれば、日本の試合になっていた可能性が高い。しかし、相手のキーパーも上手かったので、もう少し工夫が必要だと思わされた。

後半に決まる。

一方のサウジの攻撃は、速攻でボールを運んで、ペナルティエリア外でミドルシュート。これだけしかない。さほどゴール前の攻め手がない。というか攻めて来ない。だから十分引き分けも狙えた。しかし、そのミドルシュートのこぼれ球から決められてしまった。残念。
次のイエメン戦はフレッシュなメンバーで勝利あるのみです。

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